歯医者さんが教える!歯周病を調べる最低限必要な検査とは?
投稿日:2026年8月6日
カテゴリ:ドクターズブログ
世田谷区・千歳烏山KI歯医者の小泉です。(vol831)
歯周病、って意外と知られているようで知られていないこともあります。

患者さんの中には
「歯を削れば治りますよね?」とか
「詰め物やかぶせ物を取り換えれば治りますよね?」とか
とにかく歯を削ったり、詰めたり、かぶせたり、といった歯の治療をすれば治る、
と思っておられる方が意外とおられます。
歯を削って詰めたりかぶせたりする治療は、いわゆる虫歯の治療です。
歯周病は虫歯の治療では治すことができません。
(もちろん無関係ではありませんが・・・)
歯周病は、歯周病原因菌が歯・歯肉に感染することで引き起こされる病気です。
虫歯と違うのは、歯自体が壊れるのではなく、歯の周りがやられる病気だということなのです。
ではどうやって歯周病かどうか?を判定するのか?というと、
・レントゲン写真撮影検査
・歯周ポケット検査
最低でもこの2つの検査をしないと判定することができません。
歯周病は顎の骨が溶ける病気でもあります。
顎の骨は歯肉の下に隠れているため、目視ではわかりませんよね?
ですから、レントゲン写真撮影をしないと判定できないのです。
歯肉が減っているから、歯根が出てきているから、という見た目だけで
歯周病だと決めつけるのは良くないです。
なぜなら、そういうケースであっても歯肉の炎症がない場合もあるからです。
やっかいなのはタバコを吸う患者さんです。
歯周病があったとしても歯肉が硬くなってしまっており、
歯周ポケット検査で誤判定してしまうリスクがあるからです。
これは新人の歯医者さんや歯科衛生士さんでよくあるミスの1つでもありますが、
ケースによっては経験豊富な歯医者さん・歯科衛生士さんであっても
レントゲン写真無しだと歯周ポケットを見落としてしまうことも実際あるのです。
それだけ、見た目や触っただけで判定しきることが難しい、とも言えるわけです。
ということで、診断、という行為はそもそも難しいのですが、
歯周病検査では最低でもレントゲン写真撮影と歯周ポケット検査、
この2つを行わずして歯周病の有無を語ることはできない
と覚えておきましょう。
歯周病は自覚症状がほとんどないため、自分で気づくことができません。
定期的に検査して、歯周病の状態をモニタリングすることはとても大切です。
世田谷区・千歳烏山で歯周病予防・歯周病治療に力を入れている歯医者
をお探しの方は千歳烏山KI歯医者までご連絡ください。
■ 他の記事を読む■

