差し歯とインプラント

こまい歯科の石川です。

時々、患者さんから歯を抜いたところに差し歯をしたいんですが、と相談されることがあります。

これ、実はできないんですよね。

意外とみなさん勘違いしていることが多いので、今日は差し歯とインプラントの違いについて

書こうかなと思います。

①差し歯

その名の通り自分の歯に差し込む人工の歯の事です。

自分の残っている歯(歯根)に土台(コア)をたて、その上に被せ物を装着していきます。

昔は土台と被せ物が一体になっているもの(歯冠継続歯)を使っていて、それを歯に差し込んで

使っていたためそう呼ばれるようになりました。

現在は土台と被せ物を別にするようになり、長持ちするようになってきました。

②インプラント

歯を抜いてしまった後の骨にインプラント(人工歯根)を植立していきます。

なので、すべての部分が人工物でできています。

上記の事から、自分の歯が残っているか、または残せるのかで治療の方針がだいぶ変わってきます。

残っているのなら差し歯が使えますし、残っていないのならインプラントを含めた他の

治療が必要になります。

どちらにせよ、先生と相談し、しっかり治療方針を決めていくことが大事になります。

世田谷区・千歳烏山で差し歯の相談がしたい

という方はこまい歯科までご連絡ください。