歯医者さんが教える！抜歯すると痛いですか？

こまい歯科の小泉です。（vol９９）

年々、こういう質問をする患者さんが増えている気がします。

患者さん：「先生、抜歯したら痛いですか？」

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あの、、、抜歯したらそれは痛いに決まっているでしょう・・・。

だって、歯を抜くんですよ？

無傷ではなく、傷がつくのですから、それは大なり小なりの痛みは出ても

全然おかしくない、と思いませんか？？？

もちろん実際には痛み止めと抗生剤を服用することがほとんどです。

（例外は乳歯の抜歯で、これはあまり痛み止めや抗生剤を飲まなくても

大丈夫なことが多いですが。）

だから、

抜歯したことによる傷で発生する痛みは、これらの薬のお陰で

痛くないか、痛みが少なくて済む場合がとても多いものです。

それより私が気になったのは、

こういう肌感覚といいますか、

人間の身体としての感覚を失いつつある現代人が増えていることでしょうか。

例えて言うなら、

「歯を抜いたら痛いですか？」という質問は

「転んだら痛いですか？」

「石ころを投げられてぶつかったら痛いですか？」

という質問と同じ気がするのです・・・。

東京のような大都会に住む人々独特の感覚なのでしょうか？

こういう感覚は、本来ならば子供の頃に外で思い切り遊ぶ中で、

自然に覚えていくものではないか？と言われていますね。

ただ、東京、特に２３区内は緑が少ないですし、

土いじり、石ころいじりをする機会は意識しないと難しいことかと思います。

ということで、都会人の皆様におかれましては、

①抜歯をしたら痛いのが普通ですが、

痛み止めと抗生剤を服用すれば

だいぶ痛みが少なくて済みますよ。

②重症の歯ほど、痛みが強くなるものです。

特に腫れている場合はあえて歯医者さんが歯を抜かない場合もありますが、

それは炎症が強すぎて麻酔が効かないことをその歯医者さんが知っているからです。

その場合はおとなしくお薬を飲んで、休養と栄養を取って、

炎症が少しでも引いてから抜歯すると痛みが少なくなりますよ。

この２つを覚えておかれると良いでしょう。

※当院ではなるべく痛くないよう

様々な工夫をしております。

世田谷区・千歳烏山で痛みを抑えた歯の治療

をご希望の方はこまい歯科までお問い合わせください。