歯医者さんが教える!麻酔が効かないってどういうこと?①|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

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歯医者さんが教える!麻酔が効かないってどういうこと?①

投稿日:2021年10月21日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol240)

 

歯医者さんで痛い思いをなるべくしたくない、という方がほとんどかと思います。

治療する側だって、患者さんを痛がらせても何も得はありません。

私もできるだけ痛くないように、と常に思って診療しています。

 

それでも、「麻酔が効かない、効きづらい」という場合があります。

 

典型的なのは

1.痛みや腫れが今現在、強く出ている場合

2.下顎の奥歯

3.痛みを強く感じやすい状態になっている

の3つです。

 

なぜ麻酔が効かないか?効きづらいか?

それには理由があるのです。

 

1.痛みや腫れが今現在、強く出ている場合

歯医者さんの領域において、痛みが発生する原因のほとんどが炎症です。

(中には歯や顔をぶつけた、という外傷もありますが)

 

痛みが強く出た、ということは

それだけ炎症が強い、ということでもあります。

 

炎症が起きると、その場所はpHが酸性に傾きます。(通常はややアルカリ性で、pH=7.4付近)

(激しい炎症の場合、なんとpH=2になることもあるそうです)

 

一方、麻酔薬は

酸・塩基(B)⇔酸+塩基(B)・・・(★)

というように、酸塩基平衡というバランスが保たれた状態になっています。

 

※化学が苦手な方のために(★)を言い換えると

効かない状態の形態の麻酔薬⇔効きやすい形態の麻酔薬

となりましょうか。そして、右側と左側はその時の環境によって

シーソーのようにその数がバランスを取っている、と。

酸性なら    80:20

アルカリ性なら 20:80

というイメージ。

 

これが注射された場所のpHに依存するわけです。

 

このうち、麻酔薬が塩基型(B)、つまり(★)の式で右側に傾いていれば

麻酔薬が効果を発揮する塩基型(B)の量の多くなるため、

これが細胞の中に入り込んで効果を発揮する、というわけです。

逆に、痛みや腫れが強い=炎症が強い=pHが酸性

となっていれば、(★)の式は左側に傾いてしまい、

塩基型の麻酔薬(B)が減ってしまうのですから、

効果が出ない、

つまり効かない、

となってしまうのです。

 

<今日のポイント>

痛い・腫れた・膿がたまっている、という炎症症状があると

麻酔は効きにくくなる!

 

世田谷区・千歳烏山でなるべく痛くない歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。

 

 

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