歯医者さんが教える!セラミックの違いと選択基準②
投稿日:2021年2月18日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol128)
昨日までの6回に分けて、セラミックの種類をご紹介しました。
あとは、
これらの中からセラミックを選ぶ際、
何を基準にして選べばいいか?で迷うわけですね。
皆さんが悩みがちなポイントをまず洗い出してみましょう。
・価格
・見た目のきれいさ
・強度(長持ち)
・金属アレルギー
主にこの4つが現場の声としては多いです。
価格はもう個人個人で考え方や事情が違うので、皆さんそれぞれで
決めていただくほかありません。
見た目のきれいさは、やはり単純に費用をかければかけるほど
きれいにできます。(もちろん人間のなせる業なので限界はありますが)
ただ、色合わせはとても難しい作業です。
部屋それぞれにおける光加減はもちろんのこと、
自然光の量(その日の天候によって色判定が難しいケースもある)、
写真撮影の際の角度、光の量など、、、。
歯科技工士の中でもセラミックのスペシャリスト(セラミスト)
に直接来てもらって色を見てもらえれば一番確実ですが、
人を雇って動いてもらう以上、出張料など人件費も上乗せになります。
逆にそこまで厳密でなくても気にしないという方や奥歯のケースでは値段を抑えても
満足できる結果を出せるかもしれません。
また、治療してある歯の周囲がセラミックになっているという場合は、
そのセラミックと同じ種類のセラミックを選ぶのも一つの手でしょう。
強度は前回までの記事や料金表などをご確認いただいて参考にしていただくと良いでしょう。
ただ、かみ合わせや歯並び、噛む力の強弱などは担当医でないと判断できません。
担当医とご相談の上、場合によっては
皆さんが選んだセラミックの種類を変更したほうが良い場合も
あり得ます。
最後に金属アレルギーの問題、これも結構いらっしゃいますが、
これは単純に金属無しのものを選ぶのがベストです。
以上、患者さんご自身でセラミックを選択する際の基準として
挙げてみました。
あとは必ず担当医とご相談の上、最終決定するようにしてください。
世田谷区・千歳烏山でセラミック治療をご希望の方は
こまい歯科までご連絡ください。
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