歯医者さん自身が体験した歯列矯正のお話①
投稿日:2021年9月22日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol226)
私自身、患者として矯正を受けたことがあります。
簡単ではありますが、体験談をお話しましょう。
矯正治療を受けたのは25歳の時でした。
大学で同じ実習グループにいた同級生が矯正治療を始めたのがきっかけです。
本当は小学校高学年の時に、一度かかりつけの歯科で簡単に矯正相談を受けたことが
あり、その時に私自身がやる気になっていたら矯正治療をしていたはずでした。
でも、子供時代の私には、当時主流だった銀の輪(バンド)を全部の歯に巻いて治療する
という写真を見て、とても嫌になってしまったのでした。
25歳の時に治療をお願いした先生は大学のずっと上の先輩の先生で、
講義にもいらしていたということもあり、
ようやく矯正治療を前向きに受けようと思えたことと、
これから自分自身が職業として歯医者の道を歩むのが見え始めた時期でもあり、
患者さんを治すにはまずは自分の歯も治さなければ、と思ったのでした。
そして予約を取ったのです。
つくづく思いますが、矯正治療をするには思い切った決断が必要ですね。
私自身、歯並びが良くない、という自覚はやはり小学校高学年くらいから出て、
ずっと続いていましたし、矯正する・しない、の間をずっと行ったり来たりしながら
受験を迎えてしまい、一時はすっかりあきらめていました。
でもどこかで気持ちはずっと引きずったままでした。
大学に入ってからも悩み続けてしまいましたが、
ようやく矯正治療を受ける気になりました。
恥ずかしながら大変優柔不断ではありましたが、
学生でお金も無かったので、
大学の学費に加えてさらに親に出してもらうのも気が引けていただけに、
当時は仕方なかったかな、と今では思っています。
世田谷区・千歳烏山で歯列矯正をお考えの方は
こまい歯科までご相談ください。
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