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歯医者さんが教える!詰め物が取れるのが心配という方へ

投稿日:2022年3月2日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol299)​

 

患者さんから

「詰め物が取れると心配」

という声を聞きます。

 

ちなみに詰め物が取れるパターンは

①糸ようじ(デンタルフロス)をしていて取れた。

②チューイングキャンディー、ガムなど粘つく食べ物を食べていたら取れた。

③硬い物(木の実、おせんべい、スルメなど)を食べていたら取れた。

 

これらが多いです。

 

その他にも、

④クリーニングしていたら取れた

⑤歯型を採ったら取れた

ということもあります。

 

しかし、これらは実は直接の原因ではないのです。

 

たとえば

①糸ようじ(デンタルフロス)をしていて取れた。

これはとても多いですね。

 

この場合、皆さんがよくおっしゃるのは、

 

詰め物が取れた

→糸ようじ(デンタルフロス)をすると詰め物が取れやすい力が働くからだ。

→だから糸ようじ(デンタルフロス)をするのは良くない

 

このように考える人の割合がとても高いです。

 

しかし、これは大きな間違いなのです。

 

詰め物を装着する時に、歯医者さんではセメントを使って装着します。

装着して固まると、糸ようじ(デンタルフロス)ではそう簡単に詰め物は外れないものです。

 

それが糸ようじ(デンタルフロス)をしていて外れた、ということは

材料とセメントの劣化によるものであり、糸ようじ(デンタルフロス)は単なるきっかけに

すぎなかっただけです。

 

では劣化とはどういうことか?といいますと、

その多くは毎日の咀嚼、歯ぎしり食いしばりによる微細な破壊や応力による変形、

そして詰め物の材料・セメントそのものの経年劣化、

ということなのです。

 

自費診療で主に使われる接着性レジンセメントはこの劣化があったとしても

そもそもの接着力が非常に強大であり、経年劣化があってもびくともしない

ケースがほとんどではあります。

 

ただ、永久に持つ材料もまたこの世には存在しません。

 

取れた場合は、何かしらの不具合が既にその部分に起きていた、

と考えるのが正解なのでした。

 

 

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