歯医者さんが教える!虫歯を思っていた以上に削られる理由①
投稿日:2022年1月17日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol278)
歯医者さんに行ったら、虫歯が見つかった。
それで治療してもらったら、自分が思っていた以上に歯を削られた。
そうおっしゃって当院を受診される患者さんは珍しくありません。
確かに歯医者さんは全世界的に見ても削り過ぎる傾向にあるのも事実です。
ただ、いろんな可能性があって、実は正しい治療だった、というケースも
多々あります。
では、実は正しい治療だった場合、どういう可能性があるのか?というと、
1.虫歯が歯の内部で広がっていた
2.歯の神経を取ったのでかぶせるために削った
3.歯に亀裂が入っていて、削るとそこを起点に歯の一部が
取れた・あるいは取れそうだったので削った
の3つがよくあることかと思われます。
1.は、患者さんご自身が治療前に
「虫歯は小さい、なぜなら表面に小さい穴しか開いていないから」
と思い込んでしまっていることがほとんどです。
さらには、
「虫歯って痛いんでしょ?しみるんでしょ?でも、私の歯は
痛くないし、しみない。だから虫歯も小さいはずだ」
と思っておられることがほとんどです。
しかし、実際に患者さんが自分自身で虫歯に気づくのは
C3と呼ばれる段階であることが多いものです。
C3は歯の神経を取る処置が必要なレベルです。
つまり相当大きな虫歯になってしまっている、ということです。
患者さんから
「痛くなるまで放っておいても良いですよね?」
としょっちゅう聞かれます。
この言葉からも、ほとんどの人が
「痛くならなければ大丈夫だ、虫歯ではない」
と思いたがっておられることを示しているのではないでしょうか?
続きはまた後日に。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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