歯科衛生士が教える！虫歯予防のお話

こんにちは。こまい歯科の歯科衛生士です。

今日は虫歯予防のお話をします。

虫歯予防というと、

真っ先に歯みがきを頑張らなくては！

というイメージがありますが、

 実は多くの国で検討した結果、

ほとんどの研究でブラッシングの予防効果が一番高いとは 実証できませんでした。

虫歯予防効果が実証できたのは

フッ化物（フッ素入りの歯磨き粉など）の利用と

 シーラントと言われている歯の溝を虫歯になる前にコーティングしてしまう処置、

 次いで、砂糖摂取制限などの食事のコントロールでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ブラッシングの予防効果が限定的なのは、虫歯ができやすい場所が、

 歯ブラシが届かない、歯の溝や歯と歯の間にあるためです。

歯の溝の中、歯と歯の間など、歯ブラシの毛が届かないところにも、

 虫歯の原因になる細菌はとても小さいので、たくさん住み着いて虫歯を作っていきます。

歯ブラシが入らない歯の溝をコーティングして、細菌の侵入を予防したり、

 歯と歯の間にも浸透して予防効果を発揮するフッ素入りの歯磨き粉の利用することが、

 虫歯予防のためのポイントとなります。

歯磨きを頑張っていても、虫歯ができる場合があります。

（※歯磨きが意味がないわけではありませんのでご注意ください）

フッ素入りの歯磨き粉で1日2回以上歯みがきをしたり、

 定期的に歯科医院でフッ素を塗ってもらって効果的に虫歯を予防していきましょう。

世田谷区・千歳烏山で歯の予防をしたい方は

こまい歯科までご連絡ください。