歯医者さんが教える！インプラントの種類

こまい歯科の小泉です。（vol４５７）

インプラントには種類がある、というのをご存知でしょうか？

例えるなら、車や家電製品を思い浮かべてみて下さい。

車だと、トヨタ、ホンダ、スズキ、スバル、マツダ、日産などといった日本車もあれば、

フォルクスワーゲン、プジョー、ヒュンダイ、BMW、ベンツなどの外国車など

挙げるとたくさんのメーカーが出てきますよね？

インプラントも実は同じ状況です。

次の円グラフは２０１９年のインプラント製造各社の

マーケットシェアです。

昔から有名なのは、メジャーメーカーと呼ばれる

ストローマン、アストラ、ノーベルバイオケア。

その次にZimmerBiometが来ており、昔メジャーインプラントの１つだった

３iもここに合併吸収されました。

M&Aが進んだため、マーケットシェアも絶えず変化をしてきましたが、

ずっとNo1だったストローマンが、M&Aなしで

ここにきて頭１つ抜け出てきています。

２００５年頃はまだ４大メジャーメーカーのシェアはほぼ拮抗していましたので

ストローマンの人気が高まっていることが伺えます。

さて、ここから患者さんの視点に立った時に必要な情報を考えましょう。

皆さんにとってはM&Aが進むのは一見すると関係ないかもしれません。

しかし、会社がつぶれたり、製造中止になったりすると

患者さんにとっては困る可能性があるのです。

つまり、将来インプラントの部品を交換しなければいけない、という事態になった場合。

発注しようとしたら、製造中止、会社が無くなっています、なんて困りますから・・・。

となると、会社の安定性や大きさも重要ですね。

その点、ストローマンは製造部品は全て取り揃え続ける、と約束してくれていますし、

大型企業でもあります。

Zimmer社も今のところは製造部品は取り揃えてくれ続けていますし、同じく大型企業です。

この円グラフに出てくるアストラ、ヘンリーシェインも大きな会社ですが、

さまざまな事情から、当院ではストローマン社とZimmer社を取り扱っております。

長い目でずっとずっと使っていくインプラント。

どこの歯医者さんでインプラントをするか？は確かに一番重要なポイントですが、

メーカーのインプラントを入れるか？も患者さんが自ら考えておいた方が良いポイントです。

世田谷区・千歳烏山で世界シェアNo1のストローマンを使う歯医者

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