歯医者さんが教える!氷をかじっても歯は大丈夫?
投稿日:2021年6月24日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol184)
先日、東京でも真夏日を記録しましたね。
まだ6月だというのにずいぶん暑くなってきました。
暑くなると飲み物に氷を入れる機会が増えますね。
ところで氷をかじる人、いませんか?
患者さんにお聞きすると、
「たま氷をかじることがある」とか
「氷をかじるのが大好きだ」
といったような方がいらっしゃいます。
特に氷をかじらないと気が済まない、氷があると安心する、寒くても氷をかじる、などという場合は
氷食症と言って、れっきとした病気になります。
そこまで病的ではなくとも、
「未病」、つまり、病気になる前の状態
である方となると大勢いらっしゃるはずです。
私としては、氷をかじる癖がある方々の歯も心配になります。
実際に氷食症の患者さんを診てみると、全体的に歯がものすごくすり減っていました。
それも全体的に・・・。
しかも金属もろともです。
しかもあちこちの歯に亀裂まで入っていました。
その方はバケツ1杯分くらいかじっている時がある、とのことでした。
氷食症ではなくとも、氷をかじることがある、という患者さん達の歯は、
だいたい例外なく歯がすり減っていることに気づきます。
歯にもやはりどこかしらに亀裂が入っていることが多いです。
氷以外にも、固い食べ物が好きだ、と答える傾向があることにも気づきました。
ということで、
もし氷をかじることがある、というようでしたら、
できるだけ避けてくださいね。
歯を悪くするかもしれません。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
■ 他の記事を読む■