歯医者さんが教える!歯石って取ったほうが良いの?
投稿日:2021年6月23日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol183)
「歯石って取ったほうが良いのでしょうか?」
という質問を受けたことがありました。
また、
「歯石がついていますが、取りましょうか?」
とお聞きしたときに、ほとんどの方は取ってほしい、とお返事されます。
ただ、少数派ながら、
「歯石は取らなくていいです」
という方も存在します。
そういう方々にはいろんな理由があるのでしょう。
たとえば、
・過去に歯石を取ってもらったがとても痛い思いをしたので二度と取りたくない
・知覚過敏があるから歯石を取るとしみるので嫌だ
・歯石を取らなくても別に痛くもかゆくもないので問題ないと思っている
・歯石を取ると歯が削れるかもしれないからそれが怖くて嫌だ
・歯石を取ると歯と歯の間にすき間ができるから嫌だ
・歯石を取るとお金がかかるから見送りたい
などなど・・・。
さまざまな理由があるようです。
この中で、痛いから嫌だ、というのはごもっともかと思います。
これはまず歯周病があるかどうか?知覚過敏があるかどうか?で考え方が変わります。
歯周病の場合は、やはり歯石は取ったほうが良いです。
しかし、炎症が強くて過敏になっている時は歯石を取るタイミングではありません。
炎症がある程度落ち着くことと、ご自身が歯周病であることを認識して治そうという意志を
持っていただかないと、歯石を取ってもだめでしょうね。
それから知覚過敏の場合はやっかいですね。
それでも歯石は取ったほうが良いですが、担当医や衛生士さんに聞いてみてくださいね。
話を戻しますが、歯石は取ったほうが良いです。
歯石は表面がザラザラで、軽石のように穴がいっぱい空いています。
そこに歯周病菌が住み着いてしまいやすいのです。
すると、歯石のせいで歯周病になったり、悪化しやすくなったりするというわけです。
おまけに口臭の原因にもなります。
歯石は定期的に歯医者さんで取るようにしましょう。
世田谷区・千歳烏山で歯石を取りたいという方は
こまい歯科までご連絡ください。
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