歯科衛生士が教える！子供の仕上げ磨きの時期

こんにちは。こまい歯科　歯科衛生士です。

【仕上げ磨きはいつまでやるべき？】

お子さんの大切な歯を守るために必要な仕上げ歯磨きですが、

様々な理由で受け入れてもらえなかったり、やり方がいまいちわからない…

という方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんな仕上げ磨きについてのお話しです。

一般的に、仕上げ磨きを開始するのは生後6か月くらいの「歯が生え始めたら」で、

永久歯が生え揃う10～12歳くらいまで続けることが推奨されています。

3歳前後になると物事を理解し始めるので、

歯磨きの大切さを理解させ、習慣化させるには適した時期です。

抵抗をなくすためにお子さん本人にも歯ブラシを持たせてみるなどして、

少しずつ慣れさせましょう。

プラークを完璧に落とすことにこだわりすぎず、

仕上げ磨き習慣にすることが重要です。

0～2歳：【100％仕上げ磨き】

ガーゼや歯ブラシをお口の中に入れることに慣れさせることが大切です。

この時期は「上の前歯」を注意して磨きましょう。

上唇小帯と呼ばれるスジがあり、ここに歯ブラシが当たると痛いため、

指で優しくスジをガードして磨きましょう。

2～３歳：【親御さん主導】

「奥歯」を注意して磨きましょう。奥歯は溝が深いため、汚れが残りやすいです。

6歳前後：【お子さんが自分で磨いた後、仕上げ磨き】

6歳臼歯（第一大臼歯）に注意して磨きましょう。

乳歯の奥歯の後ろに新しく永久歯が生えてきます。

これが6歳臼歯です。

生えたての永久歯はとても虫歯になりやすいので、仕上げ磨きが大切です。

9～12歳：【基本的にお子さんが自分で磨き、届きづらい場所を中心に仕上げ磨き】

必要に応じて仕上げ磨きを行いましょう。

永久歯への生え変わりの時期は歯の大きさがバラバラでとても磨きにくいので、

お子さんが磨けてない場所を磨いてあげてください。​

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