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根管治療における痛み・腫れの原因③

投稿日:2020年2月28日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol29)

 

根管治療がうまくいかない理由、細かく考えていくとまだまだありますね。

 

たとえば仮詰め。

日本で使われているのはだいたいこちらの4種。

 

①ストッピング

②水硬性セメント

③リン酸亜鉛セメント

④グラスアイオノマーセメント

 

①ストッピングが日本では大半でしょうね。

加熱したゴムみたいなものを歯に流して圧接したものです。

外すのに要する時間はだいたい数秒です。

この簡便さから昔からよく使われてきたようです。

 

②水硬性セメントも多いですね。これは外すのに1分とか、

詰め方によっては数分かかる場合もあります。


③リン酸亜鉛セメントは30年前までは主流のセメントで、

本来はクラウン(かぶせ物)やインレー(詰め物)を歯に装着する際に

使われるものです。

接着性がなく強度も低くて操作性などの問題から、

今は別の種類のセメントに完全に取って代わられました。

これを仮詰めとして使っている先生も未だにいらっしゃるようです。

 

④グラスアイオノマーセメントは使っている先生がだいぶ少なくなるでしょうね。

歯と化学的にキレートしてくっつく要素と、機械的に嵌合して歯にくっつく要素の

両方を兼ね備えたセメントです(実際には後者の要素が大きいようですが)。

 

私はストッピング以外のすべてを一通り経験しました。

 

ストッピングは他の歯医者さんで治療を受けていた患者さんの仮詰めを外す場合に

見かけますが、開けたら汚れが必ずといっていいほど

既に入り込んでいます。封鎖性は全然ダメですね。

 

水硬性セメントはとある有名な先生にもおすすめされたのですが、

治療成績は長期的に見るとダメでした。

推奨どおりセメントの厚みを2mm以上取り、封鎖は極力厳密に行うよう

努力を積み重ねたにもかかわらず、細菌が漏洩して感染したケースが続出したからです。

 

リン酸亜鉛セメントは、練るのが少々面倒ですし、接着していないので

封鎖性も疑問があります。

 

というわけで、

私どもこまい歯科ではグラスアイオノマーセメントをメインに使用しております。

 

このアイオノマーセメントを仮詰めとして使いだしてからもう10年近く経過しますが、

確かに封鎖性が良いので治療成績が良くなったことを実感しました。

 

でもこのセメントは治療時間と費用(患者さん負担はないですが)

が余分にかかるため、日本ではやはり少数派のままでしょうね。

 

世田谷区・千歳烏山で精密根管治療をする歯医者をお探しの方は

こまい歯科にご相談ください。

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