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マイクロスコープ根管治療におけるラバーダム

投稿日:2020年1月9日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol4)

 

こまい歯科ではマイクロスコープでの根管治療を毎日のように行っております。

今回は私のケースを通してその実際の一部をご紹介しましょう。

 

まずは治療開始前がこちら。

 

この歯はもともと他の歯科医院で仮歯を一度入れたらしいのですが、

入れた当日から痛くて噛めず、たまらなくなって外してもらったそうで、

そのまま月日が経ったそうです。

 

このままではラバーダムをかけられません。

そのため、ラバーダムをかけられるよう歯の形を変えなければなりません。

 

私の場合は・・・

表面をきれいにした上で接着剤を塗布します。

樹脂みたいなものをつけて歯にボリュームを与えます。

これによりラバーダムをかけることができました。

紫色がラバーダムシート、白いのがシートと歯の隙間を埋める材料です。

全体的に茶色くなっているのは消毒薬によるものです。

かなり清潔な状態にしてあります。

 

さて、マニアックな人はこの写真を見て、

「使っているミラーがフロントサーフェスに替わってる!」

と気づいたかと思います。

 

これは、ラバーダムをかける前と後で使うミラーを変えているからです。

ラバーダム前は滅菌済の基本セットの普通のミラーを使っていますが、唾液で汚染されてしまいます。

そのため、ラバーダム後に別の滅菌済の顕微鏡治療用のミラーを新たに使いました。

 

ラバーダム前もフロントサーフェスミラーを使えばいいのでは?と

おっしゃる方もいるでしょう。

しかし、スタッフのことを考えると

少しでも器具の洗浄滅菌の手間暇を減らしてあげたいのです。

 

1本ずつ50人の患者さんで同じことをすれば50本です。

これではスタッフもひと手間かかりますし、大変ですよね・・・。

 

さて話を戻しましょう。

これで安心して治療に入れます。

まずは歯の真ん中に入っている古い土台を顕微鏡をのぞきながら外していきます。

するとオレンジ色の部分が3か所見えてきました。

これが歯の根管(神経・血管の入っていた部分)に詰められている

古いお薬です。

しかしこの古いお薬自体、細菌で汚染されてしまっているので

これも全部取らなければなりません。

 

ここまでを丁寧に治療すると1時間はかかってしまいます。

 

急いで行えば1時間かからないでしょうけれど、

口の中の細菌が少しでも漏れて侵入してしまうとアウトです。

 

それでは急いだ意味が無くなりますね。

 

何事も下準備が肝心ということです。

 

世田谷区・千歳烏山でラバーダムをする歯医者をお探しの方は

こまい歯科にご相談いただければ幸いです。

 

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