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歯医者さんが教える!インプラントの寿命ってどのくらい?

投稿日:2023年6月2日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol501)

 

患者さんからよく受ける質問の中で、次のものがあります。

Q:インプラントってどのくらいで寿命を迎えますか?

 

A:まず、インプラントの構造を知っていただく必要があります。​

 

といっても難しい話ではありませんのでご安心ください。

 

インプラントの構造はシンプルに言いますと

ほとんどの場合は

①フィクスチャー

②アバットメント

③かぶせ物

の3つに分かれます。

フィクスチャーは手術で顎の骨に埋めるチタン製スクリューのことです。

ご自身の歯根に相当する部分。

 

アバットメントはフィクスチャーとかぶせ物の中間に位置する構造物です。

 

かぶせ物は文字通りで、歯の形をしています。

例えて言うと

頭にかぶる帽子みたいなイメージ、

と言えばわかりやすいでしょうか?

 

まずフィクスチャーですが、これは顎の骨に定着すれば、基本的に半永久的に使えます。

懸念点は2つ。

 

1つは、術後1年以内に脱落する可能性。

もう1つは、インプラント周囲炎にかかる可能性です。

 

脱落する可能性はインプラントメーカーの種類にもよりますが2~5%です。

術後1年を超えるとほぼ無くなります。

 

次にアバットメント

 

これも、基本的には半永久的に使えます。

ただし、かぶせ物を変更する必要が出た場合には交換しなければならない場合も稀にあります。

 

最後にかぶせ物ですが、これは消耗品とお考えください。

 

つまり、10年くらい経過すると、さすがにすり減ったり、セラミックなら欠けたりとか、

何かしらの劣化が起きても不思議ではないからです。

 

家電製品でも車でも、あるいは家でもビルでも、何でもそうですが

経年劣化、寿命、というものはさすがにありますよね。

 

ただし、かぶせ物は

実際には意外と10年過ぎても平気で使い続けておられる患者さんも

多数いらっしゃいますので、あとは担当の先生に診ていただいて、大丈夫なら

使い続ければ良いと思います。

 

 

世田谷区・千歳烏山でインプラント治療の経験豊富な歯医者

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