歯医者さんが教える!精密根管治療で治らない場合とは?⑥|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

新型コロナウィルス対策について

月~土曜日まで毎日20時半まで診療

予防専用ルーム完備

訪問歯科診療対応

天然歯の保存にこだわり

お問い合わせ

マイクロスコープを用いた精密治療対応

03-5315-1188

東京都世田谷区南烏山 5-19-10 賀茂ビル2階

歯医者さんが教える!精密根管治療で治らない場合とは?⑥

投稿日:2023年5月31日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol500)​​​​​

 

高い成功率を誇る米国式の精密根管治療の100%成功しない理由を考える。

今日は5日目です。

③その他 の要因

 

盲点に、

炎症がある患部をできるだけ安静に保てるかどうか?

ということがあります。

 

根管治療している歯、というのは基本的に炎症があります。

 

炎症があるということは

その患部腫れていたり、

痛みがあるわけです。

 

ですから、炎症がある患部をできるだけ安静に保つ必要があります。

 

ところが、歯の場合はやっかいですよね。

なるべく自動的に噛めないように調整しますが、

それでも上下の歯の噛み込みが深すぎて、

噛む力をかけない状態に持って行くことが不可能な場合も稀にあります。

 

また、患者さんにもいろんな方がいて、

使わないでくださいね、とお伝えしても

平気でその歯を使う方も案外いらっしゃいます・・・。

(食べ物を介在させると、患部の歯に力がかかってしまいますので)

 

中には、

押すと痛い、

というのを

毎日毎日わざわざ自分で指で患部の歯を押して

確認する患者さんもいらっしゃるのです・・・。

 

ここで想像してみてください。

 

腫れているところを

来る日も来る日もひっぱたいていたら、

悪い部分は良くなるでしょうか?

 

さすがに治りが悪くなってしまいますよね?

不可抗力で傷口を安静にできないケースは、本当に苦労する場合もあります。

 

治りが良くない、という場合に、こういった要素も考えなければなりませんが、

1人1人で全く違う状態なだけに、

本当に100%成功させる、というのは

とても難しいことだ、

と改めて思い知らされる次第です。

 

 

世田谷区・千歳烏山で精密根管治療に力を入れている歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。

トップへ戻る