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歯医者の私が今の患者さんをうらやましく思っていること①

投稿日:2023年3月23日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol483)​​​​

 

歯医者の私が今の患者さんをうらやましく思っていることが実はあります。

1つは、マイクロスコープを使った精密根管治療です。

 

20年以上前、まだ学生だった頃、虫歯のせいで歯の神経を取ることになりました。

 

当時治療してくださった先生には、一生懸命やってくださったので

感謝しております。

 

ただ、いざ私自身が根管治療をする歯医者の立場に立った時に、思い知ったことがありました。

 

それはマイクロスコープを使った米国式の精密根管治療と、

それまで当たり前だった肉眼での根管治療との歴然とした差です。

 

あまりに圧倒的な差がありました。

 

肉眼での根管治療は、大学の歯学部で普通に教育されていましたし、

それしか習いませんでした。

 

マイクロスコープが普及し出した近年、ようやく大学歯学部でもマイクロスコープを使った

教育の機会が出てきた、という話は聞きます。

(ただ、マイクロスコープ自体が高額なため、

国公立大学には予算的に厳しいようです。

(母校・北海道大学でも旧帝国大なのに5台しかない)

私立大学も国からの補助金もありますが、

多くは学費で賄われているようですので同じく厳しいそうです)

 

しかし、それでもまだ、

私達のようにマイクロスコープを日常的に使っている歯医者

の割合というのはまだまだ少ないのが現状です。

 

普及率はせいぜい5%らしく、毎日使っている歯医者さんは1%程度。

 

治療費は確かに大きな差がありますが、

私は1本歯が折れて失った経験をしたとき、心の底からマイクロスコープを

使って精密根管治療を受けられていたら抜歯を免れたかもしれない、と

後悔しましたし、今の患者さん方がうらやましくてたまりません。

 

歯は再生しないし、人生も長いので長く使っていきます。

 

自分の歯で噛めることの喜びは、想像以上に大きいな、

と、歯医者でありかつ患者としての自分自身も、改めて思った次第です。

 

 

 

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