歯医者さんが教える!抜歯(その他外科処置)前に気をつけるべきお薬①
投稿日:2024年7月4日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol666)
お医者さんから出されているお薬の中に、注意が必要なお薬がありますので
必ず事前に担当医の先生にお知らせください。
ここでは一般的に問題となりうるお薬を列挙しておきますね。
まずは第1弾です。
★骨そしょう症
ビスフォスフォネート製剤、抗RANKL抗体、抗スクレロスチン抗体を処方されている場合が該当します。
薬剤分類 | 成分名 | 商品名 |
---|---|---|
ビスフォスフォネート薬 | アレンドロン酸ナトリウム水和物 | フォサマック錠、ボナロン錠・経口ゼリー・静注バッグ |
イバンドロン酸ナトリウム水和物 | ボンビバ錠・静注シリンジ | |
エチドロン酸二ナトリウム | ダイドロネル錠 | |
ゾレドロン酸水和物 | リクラスト静注液 | |
ミノドロン酸水和物 | ボノテオ錠、リカルボン錠 | |
リセドロン酸ナトリウム水和物 | アクトネル錠、ベネット錠 | |
抗RANKL抗体薬 | デノスマブ | プラリア皮下注シリンジ |
抗スクレロスチン抗体薬 | ロモソズマブ | イベニテイ皮下注シリンジ |
上記のお薬は骨粗しょう症以外にも下記の表に該当する方、
悪性腫瘍で骨転移のある方あるいはその可能性のある方
でも処方されることがありますのでご注意ください。
内分泌性 | 副甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症、性腺機能不全症など |
栄養性 | 胃切除後、神経性食欲不振症、吸収不良性症候群、ビタミンC欠乏症など |
薬物 | ステロイド薬、抗痙攣薬、ワルファリン、メトトレキサート、ヘパリンなど |
先天性 | 骨形成不全症、マルファン症候群など |
その他 | 糖尿病、関節リウマチ、アルコール依存症、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患など |
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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