歯医者さんだけが知っている?新型コロナウイルスの予防③
投稿日:2020年7月2日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol46)
世界的に流行している新型コロナウイルス。
よくインフルエンザウイルスと比較されていますね。
先週、林修先生のテレビ番組「林修の今でしょ講座!」の中で
「口腔ケアで新型コロナウイルスを予防しましょう!」
という話題が出ていました。
番組をご覧になられた方はご存知と思いますが、
ご覧になっていない方は前回の私のブログ記事も合わせてご覧ください。
大きなヒントはインフルエンザウイルスです。
インフルエンザが流行する冬の間、
歯科衛生士による口腔ケアを受けた人
と、
口腔ケアを受けなかった人
との間で、
インフルエンザ発症率はどのくらい違ったと思いますか?
正解は
約10倍!!
口腔ケアを受けた人は インフルエンザ発症率 1%
口腔ケアを受けなかった人は インフルエンザ発症率9.8%
(日本歯科医学会誌25号より)
ということがわかっています。
口内の歯周病菌が出すプロテアーゼという酵素は
口内粘膜を破壊する作用を持っています。
口腔ケアができていないと、プロテアーゼもたくさんできてしまう。
だから、口内粘膜も破壊される量が増えてしまう。
その結果、
インフルエンザウイルスが体内に侵入して感染しやすくなった。
その差が10倍という数字に表れたのです。
これがなんと新型コロナウイルスでも同じメカニズムで感染のリスクがある
と言われているのです。
☆歯やお口の中をきれいにすることで
新型コロナウイルスに約10倍かかりにくくなる!
これは覚えておかないと損ですね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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