歯医者さんが教える!セラミックの違いと選択基準①
投稿日:2021年2月3日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol121)
先日、当院を受診された患者さんからご質問がありました。
Q:「他の歯医者さんだとセラミックの種類は1つか2つしかないところが多いです。
それなのに、こまい歯科はどうしてこんなにたくさん種類があるんですか?」
A:良い質問だと思います。
セラミックは様々な種類があり、それぞれ特徴があります。
その中からどのセラミックを採用するかは歯医者さんそれぞれの判断です。
慣れた材料を使いたい、取引先の歯科技工士さんの上手不得意、歯科技工料金など
総合して決められているかと思います。
だから、歯医者さんによってはセラミックを1種類か2種類に絞って
患者さんにご案内している場合も多いようです。
こまい歯科ではどの材料においても知識・知恵・経験を蓄積しています。
取引先の歯科技工士さんも様々いて、それぞれの能力も長年のお付き合いで把握しています。
また、歯科技工料金によって患者さん価格にも影響します。
これらを鑑みて、
なるべく多くの選択肢をご提示して選んでいただきやすいよう配慮したため
種類を多く取り揃えているわけです。
セラミックの種類はいろいろありますので明後日から本ブログで解説していきます。
その上で、選択基準をご提示したいと思っております。
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少々補足説明しますと、
たとえば慣れた材料、というのは歯医者さんにとって、とても大事な要素です。
材料の特性を理解しておかないと、思わぬ結果を招きかねないからです。
たとえばセラミックは歯に接着させて装着するのが基本です。
(専門的には、メタルセラミッククラウン(いわゆるメタルボンド)は接着じゃなくても
OKですが、当院では接着を原則としています)
この「接着」1つとっても、セラミックの種類によって、接着操作が違ってきます。
この辺は「歯科理工学」という分野ですが、
要するに材料科学の知識がそれなりに要求されるわけです。
何でもかんでもこの薬剤1本でOK、というわけにはいきません。
この辺の知識・知恵・経験が当院には蓄積されておりますので
ご安心ください。
世田谷区・千歳烏山でセラミック治療をご希望の方は
こまい歯科までご連絡ください。
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