歯医者さんが教える！緑茶のススメ②

こまい歯科の小泉です。（vol２５０）​

緑茶は大人にはおススメの飲み物です。

カフェインの問題から乳児は不可、幼児も量に注意が必要ではありますが、

大人なら問題ありません。

台湾や、タイなど南の方に行くとお茶に砂糖を入れる習慣があるようですね。

それだと問題なのですが、日本では緑茶に砂糖を入れることはまずありません。

そのため、糖質の心配もないですし、カテキンによる抗菌作用とフッ素によって

虫歯予防効果もあります。（ただしそんなに強い予防効果はありません）

また、テアニンという物質も見逃せません。

昔から「お茶を飲むとほっとする」と言われていますよね？

この「ほっとする」感覚を感じさせる成分がテアニンです。

新型コロナウイルスのデルタ株蔓延による第５波も急激に落ち着いてきましたが、

外出が思うようにならずイライラしている人も多いようです。

そのせいか、歯ぎしり食いしばりがひどくなった患者さんも増えているように

感じています。

そこで緑茶を飲む習慣をつけてはいかがでしょうか？

テアニンを摂取して２０～３０分もすると、「ほっ」とする感覚が出てきます。

また、起床時の疲労感や眠気、一過性のストレスを軽減するなど、

精神の安静に効果があるようです。

カフェインが気になる方はデカフェの緑茶もありますが、

テアニンやカテキンはある程度残っているようなので、

普通の緑茶ほどではないにせよ効果が期待できるかもしれません。

歯科的にも緑茶は

虫歯予防をしたい方、

顎関節症、歯ぎしり食いしばりがひどい方

にはおすすめしたい飲み物だと思います。

世田谷区・千歳烏山で予防歯科に力を入れている歯医者

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