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できるだけ歯を残すために学んだ顕微鏡歯科治療③

投稿日:2020年3月13日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol35)​

前回の続きで、歯根の先にわざと折れ込ませた治療器具を

除去するトレーニングです。

顕微鏡でのぞくとこんな感じです。

わかりやすいように写真に印をつけてみました。

赤い点線の部分が、折れている治療器具(ファイル)です。

この周囲をマイクロスコープ用の治療器具で刺激していきます。

すると、こんな感じになりました。

同じくわかりやすいように写真に印をつけてみます。

最初の写真と見比べると、折れた治療器具が右下側に移動したのが

お分かりいただけますでしょうか?

 

世界的に有名な先生がこの状態を

「"The file is dancing!"(ダンスしている)」

と表現されていますが、

こうなればしめたものです。

 

さらに破折した器具を刺激していくと・・・

やりました!!

 

器具が浮いて、歯の入り口まで出て来てくれました!

 

ただ、ここで浮かれてはいけません。

せっかく出てきてくれた破折器具が、油断したらまた歯の中に落っこちてしまった、

なんてことになってしまえば元の木阿弥です。

 

そのため、取るまでは油断してはいけません。

 

口の外まで取り出して確認します。

4ミリ近い長さがあったんですね!

 

開始からここまで所要時間は約60分でした。

 

なかなか難しいケースではありましたが、辻本教授から

いろいろ教えていただき、

さらに一段レベルアップできた気がしました。

 

今後の診療でもぜひ役立てたいと思っております。

 

世田谷区・千歳烏山でマイクロスコープを使う歯医者をお探しの方は

こまい歯科までご連絡ください。

 

 

 

 

 

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