歯医者さんが教える!歯の漂白(ウォーキングブリーチ)の1例
投稿日:2021年8月13日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol206)
歯を白くする方法、というとホワイトニングが思い当たるかと思います。
ただ、歯の内部から変色している場合は一般的なホワイトングでは無理なので
ウォーキングブリーチングという方法を用います。
術前
術後
歯は一切削らず、3週間でここまで白くなりました。
ウォーキングブリーチの長所はこれが一番大きいですね。
ただし、欠点もあります。
・結果が予想できない(どこまでどう白くなるか?はやってみないとわからない)
・歯が薄いと、治療の過程でヒビが入ったり、割れる可能性がある
・施術後に痛みが出る可能性がある
・ごくまれに歯根外部吸収が起きる場合がある
・後戻りしてしまう可能性がある
・何度もウォーキングブリーチはできない
といったことが挙げられます。
術前にこれまでどういう経緯で歯の神経を失ったのか?を確認するとともに、
対象となる歯のレントゲン撮影を行って歯に異常がないか?もチェックしておく
必要があります。
これらを元に、長所と短所をご理解された上で、治療の選択肢の1つとして
ウォーキングブリーチをご検討されると良いでしょう。
余談ですが、
ウォーキングブリーチという名前は、歯医者さんで漂白剤を歯の内部に
入れて封鎖したら、外に出ます。
そして外を歩いてきて、歯医者さんに戻ってくるまでの間(その間1週間ですが)に
歯が白くなる。
だから、ウォーキングブリーチという名前がついたのだそうです。
世田谷区・千歳烏山でホワイトニングをしたいという方は
こまい歯科までご相談ください。
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