歯医者さんが教える!歯の神経を残すのか取るべきなのかの基準|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

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歯医者さんが教える!歯の神経を残すのか取るべきなのかの基準

投稿日:2023年8月4日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol531)

 

歯の神経を残すべきか?取るべきか?で迷う患者さんが

多いようです。

 

中には

「他の歯医者さんで歯の神経を取らないといけない」と言われたものの

神経を取りたくないので何とかならないか?

ということで当院を受診される患者さんもいらっしゃいます。

 

歯の神経を残せるのか?それとも取るべきなのか?の基準というものが

ありますのでご参考にしてみてください。

1.歯の神経を残せる可能性がある場合

・ズキズキと痛まない

・虫歯を長期間放置しなかった

・歯の神経が生きている

 

2.歯の神経を残せない場合

・ズキズキと痛む

・冷たいものでキー--ーンとしみる

・温かいものがしみる

・虫歯を長期間放置してしまった

・歯の神経が死んでいる

・術前の診査ではわからなかったが、神経まで虫歯が到達していて

その虫歯を取ると、あるべき神経組織がない、あるいは崩壊していた

 

3.歯の神経を残せるかどうか?のグレーゾーンの場合

 現実的にはこれも案外多いものです。

 

 特に、虫歯を長期間放置していないつもりでいても

知らない・気づけない間に虫歯が広がっていて治療しなければいけない

というケースはかなり多いのではないでしょうか?

 

 特に難しいのが治療前に痛くもかゆくもない状態であることです。

 

 患者さんは何ともない=大丈夫=治療は不要と考えておられることがほとんどです。

 

 一方、歯医者さんは診査を元に虫歯があると気づいた場合には、治療の必要性を

提案するわけです。

(残念ながら気づけない場合もあります。例えばレントゲンで虫歯を検出できる確率は50%です)

 

 患者さんと歯医者さんでこのギャップが存在している以上、なかなか

治療に踏み切るまで時間を要してしまうのではないでしょうか?

 

 もう1つは診断通りに治療をしてみた場合でも、次の2通りがあり得ます。

①問題なく終わる場合

②虫歯治療後に症状が出てきて歯の神経を取らなければいけなくなる場合

 

ということで、上記3つのパターンがありますので

単純に歯の神経を残せばよい、取れば良い、というのではなく、

どういう状態だからどうするのが良いのか?をまず調べることが大事です。

 

 

 

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