歯医者さんって新型コロナウイルスにかかりやすいの?②
投稿日:2020年7月27日
カテゴリ:歯科のコロナウィルス対策
★高リスクと思われる歯科関係者の陽性率は
実は低かった!
ソフトバンクグループが6月9日、
全国4万人規模の抗体検査の結果を発表しました。
調査人数 44066人
検査対象 医療機関 539機関 5850人
ソフトバンク・取引先関連 465社 38216人
集計結果はこちら。
全体で見ると、0.43%の陽性率。
そして医療従事者等が1.79%、
ソフトバンクショップや取引先関連が0.23%
でした。
次に医療関係者の内訳です。
1位 受付・事務等 2.9%
2位 医師 1.9%
3位 看護師等 1.7%
4位 歯科助手 0.9%
5位 歯科医 0.7%
日経メディカルの記事から引用します。
引用開始********************
会見で登壇した
国立国際医療研究センター理事長特任補佐の大曲貴夫氏は
「高リスクと思われる歯科関係者の陽性率が
低かったのには驚かされた。
歯科での感染対策や、診療した患者の特徴などを
深掘りする必要がある」
と指摘した。
********************引用終わり
歯科の現場として真っ先に考えられるのが
治療の際に使うバキューム(唾液や水などを吸う機械)が
コロナウイルスを吸い込んでくれるため、
案外リスクが低くなった可能性です。
また、歯医者さんの間で元々
スタンダードプリコーション(標準予防策)が
年々浸透してきてたであろうことも考えられます。
患者の皆さんの中には大きな誤解をされている方がいらっしゃるようですが、
感染リスクが高いのは患者さんではありません。
患者さんを治療する歯医者さんとスタッフなのです。
そして、
日本全国において今まで
歯科医院で歯科医やスタッフから
患者さんに感染した事例はゼロ
だということも知っておいていただければ幸いです。
世田谷区・千歳烏山で新型コロナウイルス対策に力を入れている歯医者
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
■ 他の記事を読む■