歯医者さんが教える!担当医制であったほうが良い理由
投稿日:2022年1月13日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol277)
「歯医者さんは担当医制」
これは世界的に見てもほとんどの歯医者さんでそうなっています。
歯の治療は本当に簡単なら1回で終わることもあります。
しかし、だいたいは相当に進行してから歯医者さんにかかる人の割合が
とても多いです。
すると、治療回数が複数回かかってしまうこともしょっちゅうあります。
近年は特に日本は超高齢社会となっています。
単に虫歯や歯周病だけを診ていれば良いわけにはいかなくなりました。
糖尿病、心臓病、脳血管障害はじめ、全身疾患を持つ人も珍しくありません。
そういう病気が無い人であっても、歯並び、かみ合わせのパターンとか、
噛む力、歯磨きの癖、唾液の質や量、
今までの歯の治療履歴、
さらにはその人のお人柄や考え方、生活背景など、
予め頭に入れた上で診療することが大切です。
ところが、担当医ではないとそういう情報をいちから集めるところから始めなければ
いけなくなります。
担当医制でないメリットは、いつでもどの先生でも診療はしてくれるでしょう。
けれども、中長期的な視点に立った治療計画を立てることはできなくなります。
建物の建築にしても、担当となる建築設計士さんが不在、担当の現場監督もおらず
誰でも良い状態だとしたらどうなるでしょうか?
あるいは、オーケストラで指揮者が数分ごとに入れ替わり立ち替わる状態で
コンサートをする、ということはあり得るでしょうか?
歯医者さんの担当医制もそれと同じで、いろんな情報を知ったうえで
総合的に判断できるからこそ、担当制であるメリットが大きいわけです。
世田谷区・千歳烏山で中長期的な視点に立って歯を持たせようとする歯医者
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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