本家本元の米国式セラミック治療を手掛けて17年
投稿日:2022年3月28日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol312)
私が初めて歯のセラミック治療を習ったのは保母浩児先生です。
保母浩児先生のお父様である保母須弥也先生は、
既に他界されてしまわれましたが、
日本で初めてメタルセラミックス(通称メタルボンド)クラウン
を導入された先生です。
私の師匠である保母浩児先生はそのご子息にあたりますが、大変器用な先生です。
保母先生のご指導は当時は厳しくて、1か月で体重が5kg減るくらいでしたが、
なんとかしがみついて練習したのは今となってはいい思い出です。
17年経ってみたら、保母先生を始め、
厳しく言ってくださった人達の言葉や指導は、
全部自分の血肉になっていることを今改めて実感しています。
当時はただただ辛かったですが、
私自身がどうでもよい人間だったら誰も何も言ってはくれなかったわけで、
私は本当に恵まれている、と思いました。
さて、その保母浩児先生が米国留学中に
UCLA審美歯科を開設したブルース・J・クリスピン先生
からも薫陶を受けておられ、
そのご縁から私もロサンゼルスで指導を受けることができました。
クリスピン先生はたくさんのハリウッドスターを治療されておられます。
私も芸能人、歌手、アナウンサーなどテレビに出る方々の治療をしたことがありますが、
絶対失敗できないので通常よりも難易度が高くなります。
(芸能人やスターでなくても失敗は絶対できませんが・・・)
私自身それを経験しているからこそ、
クリスピン先生のすごさをさらに体感することができました。
決して見よう見まねだけで習得できるような技術ではありませんでした。
直接ご指導いただけたことは今でも忘れません。
それから15年もの年月が経ち、さまざまな症例を経験してきました。
審美歯科の本場にして発祥の地である米国のやり方はとても理にかなっており、
ゆるぎない基礎を身につけることができた、と思っております。
もちろんその習得には大変な思いをしましたが、
いろんな患者さんから感謝のお言葉をいただけたことで、
頑張って本物の知識と技術を身につけてきたかいがあった、
と報われるような思いがいたします。
一方で、米国と日本における事情、人種の違いも経験し、さまざまな考察を加えて
アップデートしてまいりました。
セラミックはあくまで治療の手段の1つではありますが、
ご希望の方はいつでもご相談ください。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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