できるだけ歯を残すために学んだ顕微鏡歯科治療②
投稿日:2020年3月12日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol34)
先日、日本大学松戸歯学部の辻本教授にお願いをして
マイクロスコープ根管治療の知識と技術のブラッシュアップをしました。
日本では再根管治療(※)がとても多いため、
今回は難しいケースにおいてどうするか?
という点に絞ってご指導いただきました。
(※=歯の神経を取ったのに膿んだり腫れたり炎症を起こしたため
再度治療すること)
曲がりくねった根管にどう器具を到達させるか?
そういう場所に入っている汚れをどうやって除去するか?
こういった課題は日常茶飯事ではありますが、難易度が最も高いのです。
今回の課題の1つがこの写真に写った歯。
専門家でないとわかりにくいので、色をつけてみます。
黄色の線が歯根部分。赤の部分が歯の中にわざと金属の治療器具を折れ込ませたもの。
この写真の赤で塗った部分の器具を除去しましょう、ということです。
特に今回は通常と違って、
歯根の先までわざと器具を突き出した状態で折れ込ませた状態に
したそうです。
そのため、治療の難易度も相当高いレベルを想定した実習となりました。
さあ、結果はいかに?
続きはまた後日です。
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