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歯医者さんが教える!セラミックの種類の違い⑤

投稿日:2021年2月15日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol126)​

今日は、歯医者さんで昔から使われている陶材について解説します。

2.オールセラミック

(3)陶材(築盛)

【素材】長石(80~90%)、石英

【曲げ強度】80~120Mpa

【欠点】

圧縮強度は強いですが曲げ強度が低いため、

単体で詰め物・かぶせ物をつくることはできません。

 

通常はメタルボンド(メタルセラミックス)、

emaxクラウンのカットバックテクニック(前歯)、

ジルコニアクラウンに焼き付けて使用されます。

 

中長期的にはこれらのクラウンに焼き付けられた陶材は

欠けたり割れたりしてくる場合があります。

 

また、歯医者さんはもちろんのこと、歯科技工士の力量にも大きく左右されます。

 

私も1度、陶材を焼き付けてセラミックのかぶせ物を作ったことがありますが、

ものすごく時間と労力がかかる上、繊細な手作業が求められるので

かなり難しい技術だ、と身体でも理解しています。

 

【長所】

何と言っても、いろんな色を出すことが可能です。

 

本当に上手な歯科技工士さんともなると、天然の歯と全く遜色のない色を再現できます。

 

もちろん、そういう技工士さんは日本全国を探しても、10名いるかどうか・・・?

まさにオリンピック選手並みのレベルですが・・・。

 

また、現在は患者さんの趣向も

「周りの歯とできるだけ同じ色にしたい」「わからないレベルに治したい」

という天然色志向から、

「あえて白い歯にしたい」

という米国型審美志向に移行しはじめている、

という話もありますが、そういう個々人の趣向にも時間と労力と費用さえかければ

多くの場合は実現できるのがこの陶材の良い点です。

 

世田谷区・千歳烏山で審美治療をご希望の方は

こまい歯科までご連絡ください。

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