歯医者さんが教える!歯の神経をできるだけ取らないために①
投稿日:2022年7月11日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol363)
歯の神経を取りたくない、という患者さんはとても多いです。
同時に、私も歯医者として普段からできるだけ神経は取らないようにしたい
と願って診療しています。
しかし実際には、
ある事情で歯の神経を取らざるを得ないケースというのが案外多かったりします。
そのある事情とは何か・・・?
それは患者さんの自己診断が大きく影響しているからです。
大半の患者さんは
「痛くなったら治療します」
「痛みが出たら来ます」
「痛くなければ大丈夫でしょ?」
「虫歯になったら痛いんでしょう?」
だいたいこの辺のことをおっしゃるのです。
皆さんはいかがでしょうか?
結局、多くの患者さんは
痛い=悪い=治療しなきゃ!
痛くない=悪くない=治療しなくてよい!
と思っておられます。
ところが、C3と呼ばれる状態にならないとなかなか痛みが
出てこないものです。
しかしC3になると歯の神経を取らなければならないのです。
つまり、歯が痛くなるような虫歯は歯の神経を取らなければならなくなる、
ということです。
ということは、
歯の神経を取りたくないという願いを叶えるためには、
痛くなってから歯を治す、という考え方では遅すぎるのです。
痛くない=悪くない
という方程式を見直した方が良い、ということですね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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