年齢別の歯の本数②
投稿日:2020年3月24日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の柴田です
前回は人の歯の本数を確認しました。
28本(+親知らず4本)が、全ての歯がそろっている状態でしたね。
ここで、平成23年歯科疾患実態調査を基に、年齢別の歯の本数を見ていきましょう。
44歳までは、28本を超えています。
これは、親知らずがある人もいるからですね。
多くの人は歯を失うこともなく、噛むことに不自由は感じていないはずです。
54歳までになると、2~3本歯を失ってしまいます。
この時点では、ちょっと不都合を感じるけど、多くの方はまだ大事だとは感じていないのではないでしょか。
65歳になると、残っている歯の本数は19本まで減ってしまいます。
9本もなくなっています。ここまで減ると、さすがに色々と不都合を感じるようになるでしょう。
75歳以上になると、13本まで減ってしまいます。
そして、55歳以上の65%。75歳以上だと90%の人は入れ歯を使用しているといわれています。
一方で、80歳でも半数の方は20本以上の歯を保持し、さらにその半数の25%の方は25本以上の歯を保持しているという調査もあります。(「いい歯東京」達成度調査:平成26年度)
このことから、年齢が上がるにつれ、多くの歯を失ってしまう人、歯がしっかり残っている人と差が顕著になることがわかります。
歯は失ってしまうと取り戻すことはできません。
痛くなってからの歯の治療は、歯の寿命をどんどん縮めてしまいます。
歯を長く持たせるためにできる最善の方法は、悪くならないように予防をし、悪くなる前に治療をすることです。
世田谷区・千歳烏山で予防歯科をお探しの方は
こまい歯科までご相談ください。
■ 他の記事を読む■