マイクロスコープ根管治療における清潔操作
投稿日:2019年12月26日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol1)
当院の診療は年内残すところ今日を含めてあと3日となりました。
年初は1月6日からとなります。
さて、当院では毎日マイクロスコープを使った根管治療を行っております。
昨日も私だけで午前から立て続けに2件、マイクロスコープ下での根管治療がありました。
当院のマイクロスコープを使った根管治療では
必ずマイクロスコープに滅菌したビニール袋をかけて、
清潔な状態で治療しております。
また治療する歯にはラバーダムをかけ、治療前に消毒もしております。
治療中は寝ている方が多いです。
ラバーダムシートのおかげで治療している部分にしか器具が来ないので
患者さんにとっては安心感があるのだと思います。
実際、私も経験したことがありますが、そのように感じました。
また、治療する側としても、唾液が歯の中に入ったり、自分の手が患者さんの
唾液で汚染される心配もしなくて済むようになるので、やはり安心感が
持てます。
唾液には1ccあたり10億個も細菌が含まれていると言われております。
そのため唾液1滴でも歯の中に入ってしまうと、根管治療は元の木阿弥です。
歯の中をまた消毒しなおさなければいけませんし、治療の効果も落ちてしまいます。
手術と同じで清潔な状態にして治療するからこそ、
マイクロでの根管治療は成功率が高まるのです。(Van Nieuwenhuysenら:Int Endod J 27:75-81,1994、Abbott PV:Aust Dent J,39:157-161,1994)
世田谷区・千歳烏山でマイクロスコープ精密根管治療をする歯医者をお探しの方は
こまい歯科にご相談ください。
■ 他の記事を読む■