歯医者さんが教える!できるだけ歯を抜きたくない方へのアドバイス①
投稿日:2021年4月28日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol160)
「できるだけ歯を抜きたくない。」
そう考える方はとても多いと感じます。
それはそうですよね。
生まれてからずっと共にしてきた自分の歯。
それが噛めなくなったり、腫れたり、痛くなったりして、
いよいよどうしようもなくなって、
それで歯医者さんに駆け込んでみたら、
「歯を抜くしかないです」「抜歯ですね」
と言われた・・・。
でも
その場ではなかなか気持ちの整理がつかない、
という方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか?
何か方法はないか?
と探す方もいらっしゃるかと思います。
状態によって歯を残せるかどうか?の可能性も当然ながら大きく変わります。
ただし1点だけ忘れないでいただきたいのは、
「抜歯が必要」
と言われた時点で、
その歯が非常に厳しい状態にある可能性がとても高い
ということです。
だから、いろんな歯医者さんに行って意見を聞くのは良いですが、
たとえどんな治療をしたとしても、その歯がどこまで持つかは
誰にも予測がつかない状況にある可能性もある、
ということだけは覚悟しておかなければいけないでしょう。
その上で、何とかして歯を残す方法がないか?を考えるのが妥当です。
患者さんのほうでそれを考えておいていただかないと、
無理に歯を残したところで不満しか残らないと思われます。
たとえば半年とか1年でその歯がダメになった時、
頑張って残してくれた歯医者さんに対して恨みしか残らないかもしれません。
そんなことがあっては患者さんご本人が一番不幸ですし、
頑張って歯を残そうと努力する歯医者さんも
数が減っていく一方となり(既にそうなってきていますが・・・)、
結果として患者さんが一番損しやすい状況に陥っていくでしょう。
来週ゴールデンウィーク休み明けからは
具体的に歯を残す方法にはどんなものがあるか?
を見ていきましょう。
お探しの方はこまい歯科までご相談ください。
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