歯医者としてどう考えて働いているか?
投稿日:2022年7月20日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol367)
一昔前に言われていたことですが、
1つの仕事をするのにあたって、3日、3か月、3年の節目がある、
というのがありました。
今は時代の変化の速度が速いので、必ずしもこれが正しいとは言えなくなりましたが・・・。
歯科の分野でもいろんな技術開発、革新が少しずつ進んでおります。
ただ、2022年の今もなお、歯科という診療科の特性上、
職人的な技術の重要度は変わりません。
私自身、この仕事に携わってから20年目になります。
最初の10年、
特に卒後5年で歯科医師としての方向性が決まる、
あるいは技術力の基礎が固まる、その後はどうあがいてもダメ、
といったようなことをどの先輩方もおっしゃっておられました。
これは今振り返っても正しかったと思います。
本当に重要なアドバイスを聞けてラッキーでした。
人生は30年が1つのサイクルであり、その中に10年という小さいサイクルが3つある、
と述べておられる人もおられます。
私は歯医者としてはまだ1サイクルも回っておらず、
小さい2サイクルだけちょうど回り終わるところですが、
今はこう考えています。
「歯科は単なるきっかけに過ぎない。
来た人々にどうお役に立ち、喜んでいただけるか?」
ただこれだけですが、これができるには技術レベルの基盤が
しっかりしていないとただの絵空事である、とも考えます。
単に愛想がよいだけで、治療レベルが低い、というのは
患者さんに迷惑がかかると考えているからです。
もちろん技術が高いだけでもだめで、理念があってこそでもあります。
その辺のバランスも上手に取りつつ、皆様のお役に立てれば本望です。
世田谷区・千歳烏山で審美・矯正・インプラントの経験豊富な歯医者
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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