歯医者さんが教える!マイクロスコープのおかげで救える歯①
投稿日:2022年6月22日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol353)
以前は治せなかった、治らなかった歯が、
マイクロスコープを使って治療することで治る場合が
ずいぶん増えました。
一番多いのが、根管治療において肉眼では取りきれていない歯の中の汚れです。
これが原因で、歯が膿んでしまったり、痛くなったり、歯肉が腫れたり
していて、しかも肉眼での治療を5回、10回と延々と続けているケース。
そもそもマイクロスコープは今まで見えなかった歯の内部を観られるように
するための道具であります。
マイクロスコープと肉眼でどう違うのですか?というご質問を意外と言われます。
例えば小学校でミジンコを観察する時、顕微鏡を使います。
それを肉眼と顕微鏡で観察したときにどう違いますか?
と聞いているのと同じではないでしょうか・・・?
肉眼で見えない物は見えないのです。
ミジンコは60倍以上の倍率で観察するので、歯医者さんが使う顕微鏡よりも
倍率が高いですから、例えが適切ではない部分もありますが。
本質は、汚物が見えていない状態で治療を済ませるのか?
それとも汚物を全て見える状態にして、取り除けるだけ取り除くのか?
それくらいの違いがあります。
ここまで違えば、治り方に違いが出るのもある意味当然と思えませんか・・・?
もし、肉眼で治療していて、延々と治らないようでしたら、
発想を切り替えてマイクロスコープで根管治療をすると希望の道が拓ける
かもしれませんね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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