歯医者さん自身が患者として後悔していること③
投稿日:2022年7月4日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol359)
自分の歯における3つ目の後悔です。
それは歯の神経を取らなければならない時に、
マイクロスコープを使った精密根管治療が受けられなかったことです。
20年以上前の学生時代、やむを得ず歯の神経を取らなければならなくなりました。
しかし、当時はまだマイクロスコープを使った精密根管治療を
行っている歯医者さんはほとんどいませんでした。
私自身、学生時代にたまたま北大の教授のご厚意から
東京のとある隠れた名医の先生をご紹介いただき、
何度か見学させていただきましたが、その先生は
マイクロスコープを既にお使いになられていました。
これは2000年頃のお話ですが、
当時、私がマイクロスコープを使っている先生に
出会ったり、知ることができたのはこの名医の先生と他2人だけでした。
今は当時に比べればずいぶん増えました。
隔世の感すらあります。
しかし、それでもマイクロスコープを使っている歯医者さんは、
全体の割合で言えばわずか3%程度だそうです。
さらには私のように常時マイクロスコープを使った根管治療をしているとなると、
実態は1%程度でしょう。
なので、これも結果論に過ぎませんから、後悔しても仕方ないことではあります。
ドラえもんではありませんが、タイムマシンに乗って過去の私に
マイクロスコープの治療を受けさせてあげたい、なんて妄想もたまにしてしまいますが・・・。
後悔先に立たず、ですね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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