歯医者さんが教える!お正月に気をつけたい食べ物
投稿日:2020年12月23日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol102)
今年も残すところわずかとなってきました。
もうすぐクリスマス、そしてお正月もすぐですね。
さて、お正月と言えばお餅です。
お餅はおいしいですよね。
いや、そうじゃなくて、
お餅は食べるのは良いのですが、
歯の詰め物が取れる場合がありますので
気をつけましょう。
年末まで歯医者さんで治療していて、仮詰めになっているという方も
いらっしゃるかと思います。
その場合は特に、治療中の歯でお餅を食べるのは厳禁です。
お餅と同じ効果があるのは、キャラメル、そしてチューイングキャンディーです。
確かにこれらはおいしいですが、気をつけましょう。
仮詰めの種類にもよりますが、
治療している場所でお餅を食べてしまうと
仮詰めが取れてしまう場合があります。
歯の神経がある場合であればおそらく歯がしみたり、
頬や舌に歯が当たって痛いかもしれません。
また、おせちも気をつけてくださいね。
地方によってはずいぶん違うようですが、
田作りなんかはとても硬いですから、
仮詰めで噛んだら歯が割れたり欠ける恐れも
あります。
歯の神経がない場合で、
根管治療(歯根の消毒)の最中での仮詰めということでしたら
全部取れてしまうと非常にマズいです。
当院では根管治療における仮詰めはまず取れない、
封鎖性の高いグラスアイオノマーセメントを使用しておりますが、
ごくまれに、「そこで咬まないでくださいね」と念押ししても
普通に噛んでしまう方もいらっしゃって、本当に取れている場合もあります。
その場合はできれば救急外来(歯科)に行っていただくのが良いです。
場所や時間的にどうしても救急外来に行けない、という場合は
できるだけお口の中を清潔に保つようにしておいてください。
そして、松の内が明けたら診療開始ですので、
できるだけ早く歯医者さんに行かれることをお薦めします。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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