歯医者さん自身も自分に入れたくなるセラミック②
投稿日:2020年7月16日
カテゴリ:スタッフブログ
前回の続きです。
西和田氏の作ってくださった、セラミッククラウン。
ぱっと見て一目瞭然なことがあります。
全体を見てください。
奥歯の噛む面には山と谷があるものです。
セラミックにはそれがはっきりくっきりついていますね。
一方、周囲の歯は、ずいぶんすり減って溝がかろうじてついているくらいに
なってしまっています。
世界的にも、これだけ
セラミックの歯に山と谷、メリハリを
明確に付けられる歯科技工士
というのは大変希少な存在なのです。
ましてセラミックは難しいものです。
今の時代、これだけの腕を持った歯科技工士を探すのは大変困難です。
歯科はCADCAMの時代に突入しました。
実際、西和田氏も全てを手作業で行っているわけではなく、
次の写真のようにCADCAMを使用できる部分は使用しています。
しかし、確かにコンピューターで歯を作る時代になり始めたものの、
まだまだこの西和田氏のような名人級レベルには全然到達しておりません。
だから、
彼の作った歯を入れられる患者さんは
とても幸せだ
と思います。
次に、西和田氏がどういう考えでこの歯を作っているか?を
解説していきますが、今日は時間切れですのでまた次の記事にて
ご紹介しますね。
お楽しみに。
という方はこまい歯科までご連絡ください。
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