歯医者さんが教える！マウスピース矯正の思わぬ落とし穴

こまい歯科の小泉です。（vol４３４）​

マウスピース矯正、流行っているようです。

私としては

歯並びが良い人が日本にどんどん増えることは

喜ばしいことだと思っています。

一昔前のような

「八重歯が可愛い」

というガラパゴス的な価値観も

時代と共に変遷してきたのを感じております。

それで、マウスピース矯正で歯並びを治そう！

という発想は、近年の流れからすると

ごく自然のことかもしれません。

ただ、マウスピース矯正には思わぬ落とし穴があります。

それは、、、

ご自身の性格

です。

どういうことか？というと、

マウスピース矯正にはある程度の几帳面さ、真面目さ

が求められるからです。

指示されたことを忠実に行えるかどうか？

を、マウスピース矯正を開始する前に、

ご自身に問い直してみて下さい。

もし、毎日同じことをするのがおっくうだ、

自分はズボラだ、

というようでしたら、

あなたはマウスピース矯正には向いていない可能性があります。

インターネット上では、歯並びを目立たずに治せる魔法の矯正、

みたいな広告もずいぶん目立ちます。

しかし、この落とし穴についてはほとんど明記されていないか

あまり目立たないようになっています。

意外と当たり前のように思えるけど落とし穴になっているこの点は、

くれぐれもよくご留意された上で、どのタイプの矯正治療にするか？

を考えたほうが良いでしょう。

正直、従来のブレース矯正（歯に装置を接着してワイヤーを通す方法）のほうが

はるかに楽ですし、自由度も高いです。

コロナ禍でマスク生活はまだ続きますが、だからこそマウスピース矯正に

こだわり過ぎるのは良くないとも思います。

また、マウスピース矯正の適応外のケースも増えているようで、その点は

心配しております。

くれぐれも担当の先生によく確認するようにしましょう。

世田谷区・千歳烏山で歯列矯正治療の経験豊富な歯医者

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