歯医者さんが教える！セラミックの寿命

こまい歯科の小泉です。（vol１３０）

歯医者さんで入れるセラミックの寿命って

どのくらいなんだろう？

って気になる方はとても多いですよね？

しかし、この質問に答えるのは難しいものです。

というのは、歯医者さんによって施術の仕方やセラミックの種類が

違うため、一概に言えないからです。

そのため、ここでは

あくまで私がUCLAの審美歯科コースを創設された

クリスピン先生から教えて下さった目安をご提示しましょう。

それは、

概ね１０～１５年程度です。

また、詰め物（インレー）の方が寿命が短いと感じています。

かぶせ物（クラウン）の方がもっと長く持つ傾向にあります。

私自身、当院でこれまで施術してきたセラミックのほとんどは

２００８年の入職時から２０２１年２月現在に至るまで、

まだまだ患者さんのお口の中で割れずに健在、というケースの方が

圧倒的に多いです。

というのも、日ごろからメインテナンスで３～４か月に１度来院される

患者さんがとても多いため、いつもそういうケースに触れることが

できているからわかるわけです。

ただ、正直なところ、

中には残念ながら１０年以内にセラミックが割れてしまったケースも

あります。

さすがにこればかりは０％にできません。

また、我々は人間ですし、年数が積み重なってきたら

いつかはセラミックも寿命を迎えます。

ただ、クリスピン先生の教えて下さった方法を基本として

これまで１４年間施術してきた限りでは、

確かに１０～１５年程度の寿命と考えるのが妥当だな、

という感想です。

１０～１５年が過ぎたら、その先はもう神の領域と考えたほうが良いのでは

ないでしょうか？

この世の中で１０年以上平気で持つという構造物や製品はそうそうありませんので・・・。

それより、セラミックのおかげで白い歯となり、

明るい気持ちやきれいな見た目によって得られた効果

がどれほどのものか？はご自身が想像される以上に

大きな収穫があったはずです。

セラミックをご希望の患者さんの多くがそこに期待して

お口の中に入れておられるわけですから・・・。

世田谷区・千歳烏山でセラミック治療をご希望の方は

こまい歯科までご連絡ください。