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歯医者さんが教える!親知らずってどうしたらいいの?

投稿日:2021年2月24日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol131)​

 

患者さんから

Q:親知らずってどうしたらいいですか?

とよく聞かれます。

これは歯医者さん1人1人考え方が違うので、

ここではあくまで私見を述べてみます。

 

1.真っすぐ生えていて、かつ反対側の歯と噛んでいる場合

 原則、温存しています。

 

 ただし、

①その親知らずの周囲の歯肉が腫れたり、過去に腫れたことがあった場合

は抜いたほうが良いでしょう。

 

②歯ブラシが届かず、汚れが常に残っている状態は、それが改善できるのなら

温存して問題ないでしょう。

 

③虫歯になっている場合で、治療器具が届きそうでかつ唾液のコントロールができるのであれば

温存できる可能性が高いです。

治療器具が届かないようなら抜いたほうが良いでしょう。

 

④歯周病になっている場合は、全体のバランスを見つつ、歯周病治療の妨げにならないのであれば

温存できるかもしれません。そうでないなら抜かざるを得ないかもしれません。

 

⑤口臭が気になる場合

抜歯したほうが良い場合が多いようです。

 

 

2.斜めに生えている場合

①その親知らずの周囲の歯肉が腫れたり、過去に腫れたことがあった場合

は抜いたほうが良いでしょう。

 

②歯ブラシが届かず汚れが常に残っている状態は、それが改善できるのなら

温存できるかもしれませんが、何とも言えません。

 

汚れのせいで①のように腫れてしまったらアウトです。

それに手前の歯が虫歯や歯周病になるリスクもあるので、

抜いたほうが良い場合もよくあります。

 

③歯ブラシが届いて汚れがなくきれいに保てている状態であっても、

将来年齢を重ねていくと②になるリスクが高まってきますので

早いうちに抜いたほうが良い場合もよくあります。

 

④虫歯や歯周病がある場合は抜いたほうが良いでしょう。

 

⑤口臭が気になる場合

抜歯したほうが良い場合が多いようです。

 

3.完全に歯肉に埋まっている場合

①その親知らずの周囲の歯肉が腫れたり、過去に腫れたことがあった場合

は抜いたほうが良いでしょう。

 

②深くまで埋まっている場合はそのままにしても良い場合も結構あります。

また、下顎の場合は神経と血管の管に、上顎の場合は上顎洞に近い場合もあるので

よく検討したほうが良い場合もあります。

 

世田谷区・千歳烏山で予防歯科をお探しの方は

こまい歯科までご連絡ください。

 

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