歯に太い・長い土台が入っていると治療できない?①
投稿日:2022年8月19日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol381)
歯に太い・長い土台が入っている場合があります。
そのため、多くの歯医者さんで
「治療できない」
と言われてしまう患者さんも多いようです。
その場合でも、もしかすると私なら治療できるかもしれません。
ただし、そういう太い・長い土台(特に金属)を外す場合には
マイクロスコープの使用が必須となります。
(※精密根管治療になるので自費診療です)
今日の患者さんでもいらっしゃいましたが、
「他の歯科医院を数軒回ったけど、どの先生からも断られました。
土台が太くて長すぎるため、外せない、とのことでした。
治療するなら抜いて入れ歯かインプラントにしないと無理、と
言われました」
と。
そういう患者さん達のレントゲンを見ると、
確かに太くて長い土台、それも金属製のものが
入っているケースばかりです。
そして往々にして、歯根の先に根尖病変ができていたりします。
そうすると治療法は2つ。
1つは頑張って土台を外す方法。
もう1つは外科的歯内療法といって歯肉を切り開いて歯根の先の
根尖病変ごと切り取って封鎖する方法です。
しかし後者は基本となる根管治療ができていないと成功率が大きく低下します。
できていても成功率は50%程度と見ておいた方が良いでしょう。
であれば、技術を駆使して土台をできるだけ歯にダメージを与えずに
除去する方が得策と理論上は言えましょう。
しかし、この技術は
難易度が相当高いので誰でも施術できるものではない
という点が大きな欠点です。
ということで、このようなケースでどうしても抜きたくない、
あるいは歯を長持ちさせたい、という方は私(小泉)にご相談ください。
【注意】
この治療には必ず
マイクロスコープ根管治療+根管内異物除去(自費診療)
の費用に加え、土台、かぶせ物の費用も併せて必要となります。
予めご了承ください。
世田谷区・千歳烏山で太い・長い土台でも外せる技術のある歯医者
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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