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歯科の保険診療と自由診療における材質の違い①

投稿日:2020年1月31日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol14)

 

歯科の保険診療と自由診療の値段にけっこう違いがありますよね。

何が違うのでしょうか?

値段に影響する要素はいろいろあります。

 

一般の方々にとってわかりやすいのは材質でしょうね。

もちろん、材質1つとっても値段がずいぶん違います。

 

一方で

歯科医師の側から見ると材質以外にも大事な点

いろいろあるのです。

 

今日はまず、わかりやすい材料のお話から

 

ジュエリーショップに行くと、アクセサリー1つとっても様々ありますよね。

シルバー、ゴールド、プラチナ・・・。

 

材質が違うだけでも値段が大きく違うのがすぐわかります。

 

この点は歯科も同じです。

 

ただ、この材料1つとっても問題点があります。

 

保険診療は国が全てその内容を決めています。

 

金属だと金銀パラジウム、銀合金、ニッケル合金などです。

 

しかし、たとえばドイツに行くと、

これら金属を人体に使ってはいけない!

と禁止されているのです。

 

いったいどういうことでしょうか?

 

日本の国民皆保険制度は1961年に成立しました。

当時は高度経済成長がこれから始まるという時期で、

第二次世界大戦とその敗戦で経済はボロボロでした。

 

そこで、歯科で使用される金属はひとまず安い銀歯にしておこう、

となったのです。人体に多少問題があることは認めつつ・・・

 

そして財政的に余裕が出てたらもっと良い材料に変えよう、と

考えた節があるようです。

 

ところがこの問題はそのまま放置されてしまい、

今に至ってしまいました。

 

やっかいなのは、すぐに人体に明確な影響が出ないところです。

 

しかし

実は世界でもこの保険の

銀歯を使用しているのは日本だけ

 

海外の歯科医師に銀歯を見せたら

「ああ、あなたはジャパニーズね」

ってすぐわかるのだそうです。

 

値段が安いのは保険診療の最大のメリットですが、

人体に良くない金属、というのは困りものですね・・・。

 

なるべく虫歯にならないよう、

銀歯を入れないようにしたいものですね。

 

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