歯医者さんが教える!精密根管治療の流れ②
投稿日:2021年6月30日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol187)
「精密根管治療」、
いわゆるマイクロスコープを用いた根管治療
の治療の流れの解説2日目です。
前回の分は簡単に絵と写真だけ掲載しておきますね。
1.まずは詰め物・かぶせ物などの人工物があれば外します
2.人工物の下に虫歯や汚れがあれば全て取り除きます
3.歯があまりに無い場合、隔壁と呼ばれる壁を作ります
4.ラバーダム
ここで、マイクロスコープのカバーも
当院では滅菌された物を必ず使用していることを
知っておいていただけると幸いです。
なぜなら無菌操作という手技が求められるからです。
もちろん実際には大学などの研究室のような完全無菌空間とは
いきませんが、全身手術やインプラント手術と同じように
できるだけ清潔かつ滅菌された状態のものを使用して
私は治療にあたっております。
5.根管を中心に汚れを除去し、消毒していきます
専用の超音波チップを持ちて微細に振動させながら汚れを
除去したり・・・。
Ni-Tiファイルと呼ばれる超弾性の特質を持つ器具で
機械的にしなやかに無理なく歯の中を清掃したり・・・。
あの手この手で歯の中を徹底的に清掃するとこんな感じになります。
6.綺麗になっていて大丈夫であれば根管充填を行います
当院ではマイクロスコープでの根管治療では基本的に垂直加圧充填といって
できるだけ緊密に空間を残さないように根管を埋めます。
7.術後のレントゲンを撮影して根管治療が終了となります
治療回数は1~3回程度、1回60~90分程度です。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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