2022年本年もよろしくお願いいたします
投稿日:2022年1月5日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol273)
当院は今日から2022年最初の診療を開始します。
昨年もさまざまなことがありました。
その中で、私に本格的に矯正治療を教えてくださった先生が
昨年秋に本を出されました。
その本にはこのようなことが書かれていました。
引用開始***************************************
近年、歯科学会において専門医制度が確立され、スペシャリストという言葉を聞く。
一方、スペシャリストは耳障りがいいが弊害もある。スペシャリストとスペシャリスト
の狭間が発生するためである。(略)
多くの医師は、これまでに完成された技術を繰り返すことだけに満足している。
しかし、医学は飽くなきチャレンジである。危険を承知のうえで不可能に挑戦しなければ
発展は望めない。ただし、技術の進歩を追求するとともに、地平線の彼方をも見通せる視野を
もたなければならない。特に、歯科は審美性や咀嚼機能の回復、病気の治療、歯の保存・補綴
など、目的が多岐にわたる。しかも、これらすべてが同じ方向を向いているとは限らず、相反する
場合もある。このような場合に何が最も大切かを考え、これらの順序を決めるのも一つの診断
である。
引用終わり***************************************
歯科は人間相手です。
1つとして同じ症例はありません。同じ人であっても歯によっても違います。
理想的な条件が整えば教科書通りに治療は進められますが、
現実はなかなかそういうわけにはいきません。
だから、患者さん1人1人と丁寧に向き合い、
総合的に俯瞰した上で、何をすべきか?
の意思決定をしていかなければなりません。
私自身、今年で臨床20年目に突入しますが、
20年経過しても新しい発見はまだまだ出てきます。
最近は専ら「限界を超えるんだ」と心に唱えながら
40代半ばにしてなお、さらなる上昇を志しております。
今年はまたさらに一段と進化を遂げられないか?と考えております。
それでは今年もよろしくお願いいたします。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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