歯科衛生士が教える!電動ブラシの基本
投稿日:2023年9月6日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。こまい歯科の歯科衛生士です。
必要最低限の機能で手に取りやすい価格帯の物から、高性能・高価格な物まで様々です。
使ってみたいけれどどれを選べばいいのかわからない・・・(>_<)!
という方も多いかと思います。
電動歯ブラシには「回転式」「超音波式」「音波式」の3つに大別されます。
近年、電動歯ブラシは多くのメーカーから販売されており
現在の主流は「回転式」と「音波式」です。
回転式電動歯ブラシ・・・ブラシが振動や高速回転することでプラークを機械的に除去する。
(丸型ブラシ)プラーク除去力は高いが、歯や歯肉への刺激が強い
音波式電動歯ブラシ・・・高速の音波振動により音波水流が発生しプラークを除去する。
(縦型ブラシ)歯と歯肉に優しく、手用歯ブラシと形状が似ているため操作しやすい。
商品数が多い。
【電動歯ブラシが向いている人】
・歯ブラシを細かく動かすのが苦手な人
・ゴシゴシ力を入れて磨いてしまう人
・着色が気になる人
電動歯ブラシは手磨きのように小刻みに動かす必要はありません。1歯につき3秒程度当て、少しずつ横にスライドさせましょう。歯が重なっているところや、前歯の裏側などはプラークが残らないように歯ブラシの向きや角度を工夫しましょう。ブラシの毛先が軽く歯面に触れる程度で十分力を発揮してくれますので、強く歯に押し当てないようにしてください。
歯みがき粉を使用したい場合は、研磨剤が配合されていないものを少量使いましょう。研磨剤入りの歯磨き粉と電動歯ブラシと一緒に使うと歯の表面が削れ、知覚過敏になってしまう可能性があります。電動歯ブラシ専用の飛散しにくいものや、フォーム状、ジェル状のものを使うことをおすすめします。電動歯ブラシは、手用歯ブラシよりも効率的に汚れを落としてくれる優れものですが、歯と歯の間や、歯が重なっているところなどは完璧に汚れを落とすことは不可能ですので、歯間ブラシやフロスを併用していただく必要があります。
予算、使用感(音、振動、重さ)、メーカーの好み、替えブラシの種類
など、電動歯ブラシを選ぶ時のポイントにしてみてください。
ご自身のお口の中の状態に最適な電動歯ブラシを選びましょう。
ご不明点は歯科医師、歯科衛生士までご相談ください。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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