歯医者さんが教える!コロナ禍で気になる歯の状態とケア②
投稿日:2021年1月15日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol111)
昨日はコロナ対策でマスクをする場合に
息苦しさからつい口呼吸になっていないか?
もしそうなら歯がやられやすい、
コロナ(&風邪、インフルエンザなど)になりやすい
のでなるべく鼻呼吸しましょう、
ということをご紹介しました。
歯科の現場で感じていた虫歯や歯周病の増加、
どうやら私だけが感じていたわけではなかったようです。
全国の歯科医師のうち1102人を対象とした昨年のとある調査で
「コロナ禍で来院控えが起きたことで、虫歯や歯周病の患者は増えていますか?」
という質問に対して、
『とても増えている(14.9%)』
『どちらかと言えば増えている(52.9%)』
ということで、
合計70%ほどの先生が虫歯や歯周病が増えていると回答
されていることがわかりました。
また、先日、山梨で小児科、歯科医師、保健師らでつくる県小児保健協会の
学術会議でも「コロナ虫歯」という表現がされていました。
在宅時間が長くなった結果、不規則な食生活、不十分な歯みがき、
おやつを食べる時間や頻度の増加などのため、虫歯が増えたのでしょう。
また、定期的に歯医者さんで検診とクリーニングを受けなくなった人も
増えたのかもしれませんね。
これは何も子供達だけに当てはまるものではありません。
大人も同じです。
子供は虫歯がより進みやすいだけです。
全世代にわたり、歯のケアにはくれぐれも注意を払いましょう。
歴史を見ても、コロナ禍のようなパンデミックは永遠に続くものではありませんので
前向きの姿勢を忘れることなく、歯も心も健康に磨いておきたいものです。
世田谷区・千歳烏山で予防歯科をお探しの方は
こまい歯科までご連絡ください。
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