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歯医者さんが教える!赤ちゃんにおける虫歯予防の新見解

投稿日:2023年11月27日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol571

 

赤ちゃんや小さい幼児がいらっしゃる親御さん。

育児書とかネット上の情報によると、

「子供と食器を共用しない方が良い」

「口移しはダメ」

「熱い食べ物をふーふーと息を吹きかけて冷まして与えるのはダメ」

などといったことが載っていたりしますね。

 

実はこれらの行為は、何も意味が無いことが明らかになりました。

 

東京医科歯科大学歯学部の相田潤教授も

おしゃべりしたりスキンシップする過程で唾液が飛ぶので

虫歯菌を移さない、ということ自体が不可能。

それよりも虫歯菌を減らす、フッ素で歯を強くする、といったことに

注力しましょう

とアドバイスしておられます。

 

ちなみに、少々わき道にそれますが、

相田潤教授、実は私の北大の同期の先生なのです。

 

北海道大学の学生時代、予防歯科について語り合ったこともありますし、

今でも旧交を温めることがあります。

 

学生時代からスリランカやバングラディシュなどを訪れては

予防歯科活動をされておられる、少々異色の先生で、

同期で初めて教授になった先生でもあります。

 

話が脱線しましたが、いかがでしょうか?

 

愕然とした親御さんもかなり多いのではないか?と想像しています。

 

私も以前から

「なぜ日本だけこのような感染経路の心配をしているのだろうか?

予防先進諸国ではそんな話題すら上がらないというのに?」

と思っていましたが、

残念ながらやっぱり日本だけのガラパゴス的な理屈だったのです。

 

その点は残念ではありますが、

これで親御さんたちもお子さんに対して変な警戒をせず、

思い切ってスキンシップできますね!

 

今しかない目の前の赤ちゃん時代、小さい子供時代のお子さん達を、

精一杯愛情を注いで、虫歯感染の要らぬ心配をせずに

もっともっとふれあいましょう!

 

 

 

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