歯医者さんが教える！インプラント周囲炎①

こまい歯科の小泉です。（vol４１１）

インプラントを検討する時に、

インプラント周囲炎を心配される患者さんが

少しずつですが、増えてきたように思います。

ただ、患者さんのお話を聞いていると、

残念ながらいろんな誤解や間違った情報を見ておられる方が

ほとんどです。

実は、インプラント周囲炎は全員に起こるわけではありません。

全体の患者さんで見れば、割合としてはむしろ少ないです。

ではどういう場合に起こるか？

圧倒的に多いのが、インプラント手術前に既に歯周病にかかっている人です。

実際、歯周病の人がインプラント周囲炎を起こす確率は、

歯周病ではない人の２倍以上高い

とよく言われています。

特に歯周病の進行が速い人、進行しやすい人は要注意です。

次にインプラント周囲炎にかかりやすい人とは、タバコを吸う人です。

タバコを今は止めたけど過去に吸っていた人も非喫煙者に比べてリスクが高いです。

タバコを吸う人は、そもそもですが歯周病にかかりやすい、という点があるのです。

それから、

歯医者さんで定期検診とメインテナンスを受けていない人も

インプラント周囲炎になりやすい傾向があります。

この世の中に存在するもので、メインテナンスフリーなものは

どれだけありますでしょうか？

非常に少ないかと思います。

特に歯は、毎日使い続けます。

インプラント周囲炎の多くは予防できるものです。

ご心配な方は、担当医とよくご相談されると良いでしょう。

世田谷区・千歳烏山でインプラント治療の経験豊富な歯医者

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